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141 患難から栄光へ, p. 1582.9 (Ellen Gould White)
使徒たちがその働きの手を休めてから、18世紀以上の年月が過ぎた。だが、彼らがキリストのために働き、犠牲を払ったその歴史は、いまだに尊い宝として教会に残っている。聖霊の導きによって書かれたこの歴史は、各時代のクリスチャンが一層強い熱情にかられて真剣に救い主のみわざに携わることができるように記録された。
142 患難から栄光へ, p. 1582.10 (Ellen Gould White)
弟子たちは、キリストから与えられた任務を果たした。十字架の使命者たちが出かけて行って福音を宣べ伝えた時、かつて人間が見たことのないほど神の栄光があらわされた。聖霊の協力によって、使徒たちの働きは世界を動かした。わずか一世代のうちに福音はすべての国々に行き渡った。
143 患難から栄光へ, p. 4.2 (Ellen Gould White)
… 満ち、聖霊を受けてきよい生涯を送るものの宮廷である。教会員たちは、自分たちが助け祝福するものの幸福の中に、自分たちの幸福を見つけるのである。
144 患難から栄光へ, p. 9.1 (Ellen Gould White)
… は聖霊の力が与えられるのであった。福音は人間の力や知恵によらず、神の力によって宣べ伝えられるはずであった。
145 患難から栄光へ, p. 12.2 (Ellen Gould White)
… 。また、聖霊の無限の力で武装した真理が、悪との戦いに勝利し、血に染まった旗が主に従う者たちの頭上に高らかにひるがえる日の来ることをごぞんじであった。
146 患難から栄光へ, p. 14.2 (Ellen Gould White)
… なく、聖霊の働きのもとに行われるすべてのわざに注意をひかれたのである。「わたしが父のみもとからあなたがたにつかわそうとしている助け主、すなわち、父のみもとから来る真理の御霊が下る時、それはわたしについてあかしをするであろう。あなたがたも、初めからわたしと一緒にいたので …
147 患難から栄光へ, p. 15.1 (Ellen Gould White)
このみことばはすばらしく成就した。聖霊が降下したのち、弟子たちは主と、主が身代わりとなって死なれた人々に対する深い愛に満たされたので、弟子たちの語ることばやささげる祈りによって、人々の心は解かされたのである。弟子たちは聖霊の力によって語り、その力の感化によって幾千もの人々が改心した。
148 患難から栄光へ, p. 22.2 (Ellen Gould White)
… 子、聖霊の名によってバプテスマを施さなければならない。キリストのみ名は彼らの合い言葉、彼らを区別するバッジ、一致のきずな、彼らの行動方針を支持する権威、成功の源となるはずであった。キリストの名が書かれていないものは、神の国では認められるはずはないのである。
149 患難から栄光へ, p. 24.1 (Ellen Gould White)
… と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」(マタイ二八ノ一九、二〇)。
150 患難から栄光へ, p. 25.1 (Ellen Gould White)
… 間もなく聖霊によって、バプテスマを授けられるであろう。」「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」(使徒行伝一ノ五-八)。
151 患難から栄光へ, p. 25.2 (Ellen Gould White)
… が聖霊によって賜わる助けによらないで、正義のための戦いをたたかうことができなかった。
152 患難から栄光へ, p. 29.3 (Ellen Gould White)
… の聖霊の降下を待った。彼らは何もせずぼんやりと待っていたのではない。記録によると、「絶えず宮にいて、神をほめたたえていた」としるされている(ルカ二四ノ五三)。彼らはまた、イエスの名によってみ父に願いを申し出ようと集まっていた。天には彼らの代表者であられるおかた、神のみ座でとりなし …
153 患難から栄光へ, p. 31.3 (Ellen Gould White)
父祖の時代には聖霊の感化はしばしば著しく現されたが、決して満ちあふれるほどではなかった。今、救い主のみ言葉に従って、弟子たちはこの賜物を懇願し、天においてはキリストがそのとりなしをしておられた。主はその民にみ 霊 たま を注ぐことができるように、み 霊 たま の賜物をお求めになったのである。
154 患難から栄光へ, p. 34.1 (Ellen Gould White)
… すぐ、聖霊は豊かな流れとなって弟子たちの上にくだり、キリストは永遠の昔から父と共に持っておられた栄光をお受けになった。ぺンテコステの聖霊降下は、あがない主の就任式が完了したことを知らせる天からの通報であった。主は、その約束に従って、ご自分が祭司、また王として、天と地のすべて …
155 患難から栄光へ, p. 34.2 (Ellen Gould White)
「また、舌のようなものが、炎のように分れて現れ、ひとりびとりの上にとどまった。すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。」聖霊は炎の舌の形をとって、集まっていた人々の上にくだった。これは、そのとき弟子たちにさずけられた賜物の象徴であった。そして彼らは、それまで知らなかった他国の言葉で 流暢 りゅうちょう に話すことができた。その炎は、使徒たちが働くときの燃えるような熱意と、その働きに伴う力を現した。
156 患難から栄光へ, p. 34.3 (Ellen Gould White)
… ある。聖霊は彼らが一生かかってもなし遂げられないことを彼らのためになさった。弟子たちは今、自分たちの働きかけている人々の言語を正確に話して、福音の真理を広く宣伝することができた。この奇跡的な賜物は、彼らの任務が天の認印を押されたものであることを世に示す確かな証拠で …
157 患難から栄光へ, p. 39.1 (Ellen Gould White)
「すると、ペテロが答えた、『悔い改めなさい。そして、あなたがたひとりびとりが罪のゆるしを得るために、イエス・キリストの名によって、バプテスマを受けなさい。そうすれば、あなたがたは聖霊の賜物を受けるであろう。この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわち、あなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである』」。
158 患難から栄光へ, p. 40.3 (Ellen Gould White)
使徒たちの論証がたとえ、明瞭で信服させるものであったとしても、それだけでは、あれほどはっきりと反抗していた偏見を取り除くことはできなかったであろう。聖霊は聖なる力で、人々の心にその論証をはっきり悟らせた。使徒たちの言葉は、全能者のとぎすまされた矢のように、栄光の主を拒み、十字架につけるほどの恐ろしい罪を犯した人々の罪を悟らせた。
159 患難から栄光へ, p. 41.1 (Ellen Gould White)
… は聖霊を必要と感じるように導かれていた。聖霊の教えにより、彼らは最終的な資格を受けて、彼らの生涯をかけた仕事に出て行った。もはや彼らは無学ではなく、無教養でもなかった。もはや彼らはてんでんばらばらな一団ではなく、また、不調和で矛盾した分子の寄り集まりでもなかった …
160 患難から栄光へ, p. 41.3 (Ellen Gould White)
… た。聖霊の賜物に力づけられて、彼らは、十字架の勝利を更にひろげたいという熱意に燃えて出て行った。聖霊は彼らを活気づけ、彼らを通して語った。キリストの平和が彼らの顔から輝き出た。彼らの生涯を奉仕のために主にささげていたので、その顔には神にゆだねきった表情があらわれていた …