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81 患難から栄光へ, p. 1418.5 (Ellen Gould White)
パウロとバルナバは、アンテオケの兄弟たちにより按手礼を受けてから「聖霊に送り出されて、セルキヤにくだり、そこから舟でクプロ(注・キプロス島)に渡った」。こうして使徒たちは最初の伝道旅行を始めた。
82 患難から栄光へ, p. 1419.4 (Ellen Gould White)
… は「聖霊に満たされ、彼をにらみつけて言った、『ああ、あらゆる偽りと邪悪とでかたまっている悪魔の子よ、すべて正しいものの敵よ。主のまっすぐな道を曲げることを止めないのか。見よ、主のみ手がおまえの上に及んでいる。おまえは盲になって、当分、日の光が見えなくなるのだ』。たちまち、かすみとやみ …
83 患難から栄光へ, p. 1422.6 (Ellen Gould White)
福音使命は進展してゆき、使徒たちもそれに励まされた。彼らの働きは、アンテオケのピシデヤ人たちの中で豊かに祝福され、しばらくのあいだみわざの進展をゆだねられた信者たちは、「ますます喜びと聖霊とに満たされていた」。
84 患難から栄光へ, p. 1424.1 (Ellen Gould White)
創造主に関するこうした基本的な真理を明らかにして、使徒たちはルステラの人々に、人の子らを愛するがゆえに天からくだって来られた、神のみ子について教えた。彼らは、キリストのご生涯とその働き、キリストが、救うためにこられたその人々から拒まれたこと、裁判と十字架、復活、昇天、天における人類の仲保者としての働きについて話した。こうして聖霊と神のみ力により、パウロとバルナバはルステラの町で福音を説いた。
85 患難から栄光へ, p. 1428.4 (Ellen Gould White)
ここで争われている主要な問題を解決するために、考えなければならないさまざまな問題点は、克服しがたい困難さを会議の前にもたらしたように見えた。しかし、その決定次第では、キリスト教会の繁栄、あるいはその存在そのものすら左右されようというこの問題は、実際にはすでに聖霊によって解決されていた。
86 患難から栄光へ, p. 1428.5 (Ellen Gould White)
… は、聖霊が割礼を受けていない異教徒にも割礼を受けたユダヤ人にも同じ力をもってくだり、論争中のこの問題をすでに決定したのだと説明した。彼は幻のことを再び取り上げた。その幻の中で彼は、あらゆる種類の四つ足の獣が入っている布を神から与えられて、それをほふって食べる …
87 患難から栄光へ, p. 1428.6 (Ellen Gould White)
… も聖霊に満たされたのを目撃したときの自分の驚きについて話した。割礼を受けたユダヤ人に反映しているのと同じ光と栄光が割礼を受けていない異邦人の顔にも輝いていた。このことは、ペテロが異邦人をユダヤ人よりも劣ったものと見てはならないという、神の警告であった。なぜならキリスト …
88 患難から栄光へ, p. 1428.7 (Ellen Gould White)
… とき、聖霊が異邦人の上にくだっ たさまを彼らに話して、「このように、わたしたちが主イエス・キリストを信じた時に下さったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったとすれば、わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」とペテロは説明したのである(使徒行伝11:17)。いま …
89 患難から栄光へ, p. 1429.3 (Ellen Gould White)
聖霊は、改宗した異邦人に、礼典律の実行を義務づけない方がよいと見られた。この問題に関する使徒たちの考えも、神のみ霊の考えと同じであった。ヤコブは会議において議長をつとめていたが、彼の最終的決定は「そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない」ということであった。
90 患難から栄光へ, p. 1429.8 (Ellen Gould White)
「聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。それは、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを避けるということである。これらのものから遠ざかっておれば、それでよろしい」。あらゆる論争に終止符を打つために、文書と口頭で伝える言葉を携えて、神の4人のしもべがアンテオケにつかわされた。それは地上に与えられた最高の権威の声であった。
91 患難から栄光へ, p. 1430.1 (Ellen Gould White)
… も聖霊をお与えになって、論争中の問題をご自身で解決されたのを見て、彼らのなすべきことは聖霊の導きに従うことであると悟った。
92 患難から栄光へ, p. 1431.4 (Ellen Gould White)
パウロは自分自身と、彼のすべての能力を神への奉仕にささげていた。彼は福音の真理を直接に天からさずけられており、その伝道生涯のあいだ、神の摂理ときわめて重大なつながりを保っていた。彼は異教徒のクリスチャンに課せられている不必要な義務について、神から教えられていた。こうしてユダヤ教の信者が、アンテオケの教会に割礼の問題を持ち込んだとき、パウロはそのような教えに関する聖霊の考えを知っていて、ユダヤ人の慣例や儀式から教会を解放する、堅実な断固たる立場をとった。
93 患難から栄光へ, p. 1433.3 (Ellen Gould White)
テモテはその働きにおいて、絶えずパウロに忠告や指示を求めた。彼は衝動的に行動することなく、1歩ごとにこれは主の方法だろうかとたずねながら、慎重に落ち着いて考えた。聖霊はテモテを、神が内住される宮として形づくることのできる者と見られた。
94 患難から栄光へ, p. 1436.3 (Ellen Gould White)
しばらくのあいだは、使徒たちはこの反対に我慢した。それから聖霊の導きのもとに、パウロは悪霊に女から出て行けと命令した。彼女がたちまち黙ってしまったことから、使徒たちが神のしもべであり、悪霊が彼らを神のしもべとして認め、その命令に従ったのだとわかった。
95 患難から栄光へ, p. 1449.3 (Ellen Gould White)
聖霊の力により、パウロは自分の奇跡的な改心や、旧約聖書に対する確信を語った。旧約聖書こそナザレのイエスにおいて完全に成就されたものである。このことを厳粛に、熱心に語ると、聞く者たちは、彼が、十字架にかけられて、よみがえられた救い主を、心から愛しているのだと認めざるを得なく …
96 患難から栄光へ, p. 1451.2 (Ellen Gould White)
… なく、聖霊のご臨在の中にあって、その尊い感化力が彼の心を満たし、1つ1つの思いをキリストに服従させてくださることを知った。彼は自分自身について「いつもイエスの死をこの身に負うている。それはまた、イエスのいのちが、この身に現れるためである」と言った(Ⅱコリント4:10)。使徒パウロ …
97 患難から栄光へ, p. 1452.6 (Ellen Gould White)
テサロニケにいる信者たちの多くが「偶像を捨てて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようにな」っていた。彼らは「多くの患難の中で、聖霊による喜びをもって御言を受けいれ」ていた。主に忠実に従っている彼らは「マケドニヤとアカヤとにいる信者全体の模範になった」とパウロは述べた。この称賛の言葉は分に過ぎたものではなかった。「すなわち、主の言葉はあなたがたから出て、ただマケドニヤとアカヤとに響きわたっているばかりではなく、至るところで、神に対するあなたがたの信仰のことが言いひろめられたので」ある。
98 患難から栄光へ, p. 1458.4 (Ellen Gould White)
… きわめる」聖霊の十分な働きを妨げていた(Ⅰコリント2:10)。彼らはこの世的な知識においてどんなに賢くとも、キリストを知る知識においては幼児にすぎなかった。
99 患難から栄光へ, p. 1460.1 (Ellen Gould White)
… みな聖霊のきよめの力に支配され、混ぜ合わされて調和を保つのである。彼らが救いの福音を知らせると、多くの者が神の力によって、罪を悟り、改心するであろう。人間の尽力はキリストと共に神のうちに隠され、キリストが、万人の中の最高のお方、最もすばらしいお方として現れる。
100 患難から栄光へ, p. 1461.3 (Ellen Gould White)
… て聖霊を受け、救霊の重荷を負い、十字架の勝利を遠くまで及ぼしたいという熱意に心が満たされて出て行くとき、彼らは自分たちの働きの実を見る。人間的な知恵を見せびらかしたり、自己を高めたりすることを断固として拒むとき、彼らは、サタンの攻撃に耐える働きをなし遂げる。多くの人々 …