Search for: アダム

61 各時代の大争闘, p. 616.2 (Ellen Gould White)

… た。アダムは、自分が持っていないものを子孫に伝えることはできなかった。もし神が、み子の犠牲によって、不死を与えてくださらなかったら、堕落した人類に生きる望みはなかったのである。「すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである」が、キリストは、「福音によっていのちと …

62 各時代の大争闘, p. 617.1 (Ellen Gould White)

アダムに向かって、服従することなしに生命を約束したのは、大欺瞞者サタンだけであった。そして、エデンの園でへびがエバに言った「あなたは決して死ぬことはないでしょう」という言葉は、霊魂の不滅について語られた最初の説教であった。しかも、サタンの権威だけに基づくこの宣言が、キリスト …

63 各時代の大争闘, p. 617.2 (Ellen Gould White)

もし人間が、堕落後もいのちの木に近づくことが許されたとすれば、人間は永遠に生きることになり、こうして罪は永遠に続いたであろう。しかし、ケルビムと炎のつるぎが、「命の木の道」を守っていたので、アダムの家族の者はだれ一人、その柵を越えて、いのちを与える実を食べることができなかった(創世記3章24節)。だから永遠に生きる罪人はいないのである。

64 各時代の大争闘, p. 618.1 (Ellen Gould White)

… ば、アダムの子らは一人も逃れることはできないであろう。

65 各時代の大争闘, p. 629.3 (Ellen Gould White)

「罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである」(ローマ6章23節)。義人の嗣業は生命であるが、悪人が受けるものは死である。モーセは、イスラエルに次のように宣言した。「見よ、わたしは、きょう、命とさいわい、および死と災をあなたの前に置いた」(申命記30章15節)。この聖句の中で言われている死は、アダムに宣告された死ではない。なぜなら、全人類が彼の罪の報いを受けているからである。永遠の生命と対照されているのは、「第二の死」である。

66 各時代の大争闘, p. 630.1 (Ellen Gould White)

アダムの罪のために、死は全人類に及んだ。だれでも同じように墓に下って行く。そして、救いの計画が設けられたことによって、すべての者が、墓からよみがえらせられるのである。「正しい者も正しくない者も、やがてよみがえる」「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストに …

67 各時代の大争闘, p. 633.2 (Ellen Gould White)

死ねば不死の祝福にあずかるという希望のために、聖書の復活の教理が一般に軽視されるようになったということは、否定できない事実である。アダム・クラーク博士は、この傾向について、次のように言った。

68 各時代の大争闘, p. 747.1 (Ellen Gould White)

… いるアダムは、背が高く堂々たる容姿で、神のみ子より少し低いだけである。彼は後世の人々とは、著しい対照を示している。この点からでも、人類の大きな退化がわかる。しかし、どの人もみな、永遠の若さの新鮮さと活力にあふれてよみがえる。世の初めに、人は、品性だけでなく、容貌や姿も神のみかたち …

69 各時代の大争闘, p. 749.1 (Ellen Gould White)

贖われた群衆の前には、聖都がある。イエスは、真珠の門を広く開けられる。そして、真理を守ってきた諸国の民がその中へ入る。そこに彼らは、神のパラダイス、すなわちアダムが罪を犯す前のふるさとを見る。その時、人間の耳が今まで聞いたどんな音楽よりも豊かな美しいあの声が、「あなたがたの戦いは終わった」「わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい」と言われる。

70 各時代の大争闘, p. 750 (Ellen Gould White)

回復されたアダムの主権

71 各時代の大争闘, p. 750.2 (Ellen Gould White)

… のアダムが会おうとしているのである。神のみ子は、立って手を広げ、人類の祖先を抱こうとしておられる。神のみ子が、この人を創造された。その彼が創造主に罪を犯した。そして、彼の罪のために、救い主の体に十字架の傷が負わされたのである。アダムは、残酷な釘のあとを見て、主の胸にはよりかから …

72 各時代の大争闘, p. 751.1 (Ellen Gould White)

… の、アダムの地上の生涯は、悲しみに満ちたものであった。木の葉が落ち、犠牲の動物がささげられるのを見、自然の美が傷つけられ、人間の純潔が汚されるのを見るたびに、彼は自分の罪をまざまざと思い出した。彼は、罪悪が増え広がるのを目撃し、警告の声をあげると、それに答えて、罪の起こりは彼 …

73 各時代の大争闘, p. 751.2 (Ellen Gould White)

彼は、喜びのあまり我を忘れて、かつて自分の楽しみであった木々、まだ罪を犯さず喜びに満ちていた時に、自分で実を集めたその木々を眺める。彼は、自分の手で整えたぶどうの木、かつて愛し育てた花々を見る。彼の心は、この光景が現実であることを悟る。これが回復されたエデンであること、彼が追放された時よりももっと美しくなったエデンであることを彼は悟るのである。救い主は、彼を命の木に導き、その輝く実をとって、アダムに食べるようお命じになる。彼はまわりを見渡す。

74 各時代の大争闘, p. 751.3 (Ellen Gould White)

そして、贖われた彼の家族の大群集が、神のパラダイスに立っているのを見る。その時、彼は、自分の輝く冠をイエスの足もとに投げ出して、彼の胸によりすがり、贖い主を抱きしめるのである。彼は黄金の立琴をかなでる。そして天の丸天井に、「ほふられ、よみがえられた小羊は、さんびを受けるにふさわしい」という勝利の歌がこだまする。アダムの家族は、その旋律に合わせて声をあげ、彼らの冠を救い主の足もとに投げ出し、崇敬の念をもって彼の前にひざまずくのである。

75 各時代の大争闘, p. 752.1 (Ellen Gould White)

アダムが堕落した時に涙を流し、イエスが復活後、み名を信じるすべての者のために墓を開いて、天に昇られた時に喜んだ天使たちが、この再会を目撃する。今彼らは、贖罪の働きの完成を目撃し、賛美の歌に彼らの声を合わせるのである。

76 各時代の大争闘, p. 772.2 (Ellen Gould White)

… に、アダムの誘惑と堕落の場面、救いの大いなる計画における一歩一歩が、次々に示される。救い主が卑しい身分としてお生まれになったこと、質素で従順なその幼年時代、ヨルダン川でのバプテスマ、断食と荒野の試み、天の最も尊い祝福を人々に示されたその公生涯、愛と恵みの行為に満ちた日々 …

77 各時代の大争闘, p. 781.1 (Ellen Gould White)

… によってアダムとエバがエデンからしめ出されて以来、聖徒たちが待ちこがれていたところの、「神につける者が全くあがなわれ」る時が来た(エペソ1章14節)。もともと人にその王国として与えられたのに、サタンの手に売り渡され、長い間強力な敵に占領されてきた地が、大いなる贖いの計画によって …

78 キリストとキリストの天使たちサタンとサタンの天使たちとの間の大闘争, p. 9.2 (Ellen Gould White)

… た。 アダムとエバが素晴らしい園に置かれた時、サタンは二人を破壊する計画を練っていた。 そこで悪天使たちとの協議会がもたれた。 この幸せなカップルが神様に従えば、その幸福を台無しにできる手だてはない。 サタンがこの二人に対して力を発揮するには、まず二人が神様に従わず、神様の好意 …

79 キリストとキリストの天使たちサタンとサタンの天使たちとの間の大闘争, p. 10.1 (Ellen Gould White)

私は、天使たちがたびたび園を訪れて、アダムとエバに仕事についての指導をしたり、サタンの反乱と堕落について教えたりするのを見た。 サタンに注意するよう彼らに警告した。 堕落した敵に接触する恐れがあるので、二人とも仕事をしているうちにお互いから離れないよう呼びかけた。 神様からの指示をきちんと守るようにと二人を促した。 安全な道はただ一つ、完全に神様に従う事である。 これを守るなら、その堕落した敵は二人に対して力を振るう事ができない。

80 キリストとキリストの天使たちサタンとサタンの天使たちとの間の大闘争, p. 10.2 (Ellen Gould White)

… 全部アダムに告げ、また蛇が発言する力を持っている事への驚きも伝えた。