Search for: アダム

41 各時代の希望, p. 974.4 (Ellen Gould White)

アダムはあなたがたに告げるであろう、彼は蛇の頭をくだく女のすえであると。

42 各時代の希望, p. 985.3 (Ellen Gould White)

… は、アダムの不義と、その子孫の不義の圧力に耐え、悪の勢力に打ち勝って余りある者となられた。主はすべての悔い改める罪人がのせる重荷に耐えられた。不義の心は、キリストのうちに救いをみいだした。主は「堅くすえた隅の石」である。主によりたのむ者はみな絶対に安全である。

43 各時代の希望, p. 989.6 (Ellen Gould White)

… なる。アダムを始めとして、死んだ最後の聖徒にいたるまで、とうとい死人たちは神のみ子の声を聞き、墓から現れて永遠の生命をうけるのである。神は彼らの神となり、彼らは神の民となる。神とよみがえった聖徒たちとの間には密接で親しい関係がある。神の御目的の中に予期されているこの状態 …

44 各時代の希望, p. 1010.1 (Ellen Gould White)

… 、したがってアダムのすべての息子娘にとって兄弟である。主に従う者たちは、滅びつつあるまわりの世の人々と無関係だと思ってはならない。彼らは人類という大きな網の一部である。天の神は、彼らを聖徒の兄弟であると同時に、また罪人の兄弟として見ておられる。キリストの愛は、堕落した者 …

45 各時代の希望, p. 1024.5 (Ellen Gould White)

アダムが生存していた時に、またアベルがあがない主の血を象徴する殺された小羊の血を神にささげた時に、キリストは道であった。キリストは父祖たちと預言者たちが救われる道であった。キリストはわれわれが神に近づくことのできる唯一の道である。

46 各時代の希望, p. 1068.3 (Ellen Gould White)

「イエスもまた、ご自分の血で民をきよめるために、門の外で苦難を受けられたのである」(ヘブル13:12)。神の律法を犯したために、アダムとエバはエデンから追放された。キリストはわれわれの身代りとして、エルサレムの境界の外で苦難を受けられるのであった。主は門の外で死なれたが、そこは重罪人たちと殺人者たちが処刑されるところであった。「キリストは、わたしたちのためにのろいとなって、わたしたちを律法ののろいからあがない出して下さった」ということばには深い意味がある(ガラテヤ3:13)。

47 各時代の希望, p. 1075.1 (Ellen Gould White)

われわれの身代りまた保証人としてキリストの上にわれわれ全部の者の不義がおかれた。律法による有罪の宣告からわれわれをあがなわんがために、キリストは、罪人にかぞえられた。アダムの子孫一人一人の不義がキリストの心に重くのしかかった。罪に対する神の怒り、不義に対する神の不興の恐るべきあらわれが、み子の魂を非常な驚きと恐れで満たした。一生の間、キリストは、天父の憐れみとゆるしの愛についてのよい知らせを堕落した世に宣伝してこられた。罪人のかしらの救いがキリストのテーマであった。

48 各時代の希望, p. 1097.4 (Ellen Gould White)

アダムの時代から世の終わりにいたるまで、父祖たちと預言者たちを通して語られるのは、キリストのみ声である。救い主は、新約聖書と同じようにはっきり旧約聖書の中にあらわされている。キリストの生涯と新約聖書の教えをはっきりと美しく浮き出させるのは、預言時代から出ている光である。キリストの奇跡は、その神性の証拠である。しかし、イエスが世のあがない主であるというもっと強力な証拠は、旧約の預言を新約の歴史に照らしあわせることの中に見いだされる。

49 各時代の大争闘, p. 6.1 (Ellen Gould White)

罪がこの世に入る前には、アダムは創造主と分け隔てのない交わりをしていた。しかし人間が罪を犯して神から離れてからは、人類はこの尊い特権から切り離されてしまった。しかし、救済の計画によって、地上の住民がなお天とのつながりを保つ道が開かれた。神は、聖霊によって人間と交わり、選ばれたしもべたちの啓示によって天来の光を世にお与えになった。人々は、「聖霊に感じ、神によって語った」のである(ペテロ第二・1章21節)。

50 各時代の大争闘, p. 208.1 (Ellen Gould White)

… た。「アダムにあって、われわれは、みな死んだもの、堕落して、罪に定められたものである」と彼は言った。「キリストは、……われわれのために、永遠の贖いを買いとられた。……彼の受難は、……永遠の犠牲で、永遠にいやす力がある。それは、堅く揺るがぬ信仰をもって信頼するすべての者のために、神の義を永遠に満足さ …

51 各時代の大争闘, p. 400.1 (Ellen Gould White)

こうして、キリストの死、すなわち、弟子たちの希望を最終的に打ち砕いたと思われた事件そのものが、それを永遠に確かなものとした。それは、彼らにとって悲痛な失望ではあったが、彼らの信仰が正しかったという証明のクライマックスであった。彼らを悲嘆と失望に陥れた事件は、アダムのすべての子孫に希望の扉を開くものであり、あらゆる時代の、神のすべての忠実な民に、来世と永遠の幸福をもたらす中心事件であった。

52 各時代の大争闘, p. 412.2 (Ellen Gould White)

… 、ひとたびアダムに与えられて、彼が失った世界の統治権(創世記1章26節、3章17節参照)が、イエスに与えられる。彼は全地の王となる。被造物のうめきと悲しみはやみ、賛美と感謝の声が聞こえる。……イエスが父の栄光をもって、天使たちと来られる時、……死せる信徒たちがまずよみがえる(テサロニケ …

53 各時代の大争闘, p. 518.2 (Ellen Gould White)

… ないアダムが聖なるエデンにおいて守ったものであり、また、堕落したが悔い改めたアダムが、楽園を追放された後も守ったものであった。安息日は、アベルから義人ノア、アブラハム、ヤコブに至るすべての家長たちが守った。選民がエジプトに奴隷になった時、多くの者は、広く行き渡ってい …

54 各時代の大争闘, p. 548.2 (Ellen Gould White)

… たアダムの子供たちは、「神の子」となる。「実に、きよめるかたも、きよめられる者たちも、皆ひとりのかたから出ている。それゆえに主は、彼らを兄弟と呼ぶことを恥とされない」(ヘブル2章11節)。キリスト者の生活は、信仰と、勝利と、神にある喜びとの生活でなければならない。「なぜなら、すべて神から生れ …

55 各時代の大争闘, p. 588.3 (Ellen Gould White)

… は、アダムの時代から今日に至るまで、圧迫と破壊のために力をふるってきた。そして今、彼は、教会に対する最後の戦闘の準備をしている。イエスに従おうとする者はみな、この残忍な敵と戦わねばならない。キリスト者が、模範であられるイエスにならえばならうほど、サタンの攻撃の的になること …

56 各時代の大争闘, p. 614.1 (Ellen Gould White)

… だ。アダムとエバは、神の律法に服従して、完全に幸福な生活を送っていた。ところがそのことは、神の律法は圧制的であるとか、神の被造物の幸福に反するものであるとか言って、サタンが天で主張してきたことに対して、絶えず不利な証言となっていた。そればかりではなく、この罪のない二人のため …

57 各時代の大争闘, p. 614.2 (Ellen Gould White)

アダムとエバには、この危険な敵について警告が与えられていたから、サタンがその本性そのままの姿をあらわしたなら、たちまち撃退されてしまったであろう。だが、彼は効果的に目的を達成するために、真意を隠して秘密のうちに働いた。当時魅惑的な姿をしていたへびを媒介者に用いて、サタン …

58 各時代の大争闘, p. 615.1 (Ellen Gould White)

… て、アダムも罪に陥った。神の言葉はそのまま信じるべきでないというへびの言葉を、彼らは受け入れた。彼らは、創造主を信じないで、神が彼らの自由を束縛しておられるものと考え、神の律法を犯すことによって、大きな知恵と高い地位を得ようとしたのである。

59 各時代の大争闘, p. 615.2 (Ellen Gould White)

しかしアダムは、罪を犯した後、「それを取って食べると、きっと死ぬであろう」という言葉の意味をどのように悟ったであろうか。それは、サタンが彼に信じさせようとしていたように、もっと高い身分に導き入れられるということであったろうか。そうだとすれば、罪を犯すことによって大きな利益 …

60 各時代の大争闘, p. 616.1 (Ellen Gould White)

エデンの中央にいのちの木が生えていて、その実には、生命を永続させる力があった。もしアダムが神に従っていたなら、この木に自由に近づくことができて、永遠に生きたのである。しかし罪を犯した時に、彼は、いのちの木の実を食べることができなくなり、死ぬべきものとなった。「あなたは、ちりだから、ちりに帰る」との神の宣告は、生命が完全に断たれることを示している。