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521 各時代の大争闘, p. 180.3 (Ellen Gould White)

「体を殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな」。また、他の者は、「あなたがたが会堂や役人や高官の前へ引っぱられて行った場合には、……言うべきことは、聖霊がその時に教えてくださる」と言った。こうして、キリストの言葉が、世の偉大な人々によって持ち出され、試練に直面した主のしもべを強めたのである。

522 各時代の大争闘, p. 201.1 (Ellen Gould White)

… は聖霊の助けを祈り求めた。聖霊は、真剣に祈り求めるすべての者に、その真意をあらわすのであると、彼は断言した。

523 各時代の大争闘, p. 220.2 (Ellen Gould White)

… みな、『聖霊、聖霊』と叫び出した。しかし、わたしは彼らの霊の導くところには、もちろんついて行かない。どうか、憐れみ深い神が、自称聖徒だけしかいないような教会から、わたしを守ってくださるように。わたしは、自分たちの罪を痛感し、神の慰めと支えを得るために、心の底から絶えずうめき、叫び求める …

524 各時代の大争闘, p. 269.1 (Ellen Gould White)

この訪問が神の摂理であることを、ファーレルは認めた。ジュネーブは、改革主義の信仰を受け入れたとは言っても、まだ、この地でしなければならない大事業が残っていた。人々は、団体としてでなく、個人的に神に悔い改めるのである。新生の働きは、会議の法令ではなくて、聖霊の力が心と良心に働くことによって行われなければならない。

525 各時代の大争闘, p. 273.1 (Ellen Gould White)

… は、聖霊である。……われわれが市民であるところの神の都は、諸天の全域に及ぶものである。それは、預言者たちがバビロンと呼び、自分は神であって天に達し、自分の知恵は不滅であると誇り、不当にも自分には誤りはない、また誤つことはあり得ないと主張している都よりは、はるかに大きい都である …

526 各時代の大争闘, p. 289.3 (Ellen Gould White)

改革者は答えた。「聖書によって明瞭に語られる神を信じればよいのです。そして、み言葉が教える以外のものは、これもあれも信じなくてよいのです。神の言葉は、それ自体明瞭です。もしどこかに不明瞭なところがあれば、ご自身に矛盾することのない聖霊が、それを他の場所において明らかに説き明かしてくださいます。それですから、かたくなに知ろうとしない者を除いては、なんの疑惑も残りえないのです」

527 各時代の大争闘, p. 295.3 (Ellen Gould White)

彼は、相変わらず、厳格な克己の生活を続けた。しかし、今それは、信仰の根拠ではなくて、結果であり、聖潔の根ではなくて、実であった。キリストによって与えられる神の恵みは、キリスト者の希望の基礎であり、この恵みは、服従となってあらわれる。ウェスレーの生涯は、彼が受けた大真理―─キリストの贖罪の血を信じる信仰による義認、人の心を変える聖霊の改変力、そして、キリストの模範と一致した生活となって実を結ぶこと―─の宣教のためにささげられた。

528 各時代の大争闘, p. 296.1 (Ellen Gould White)

彼らは、英国国教会の会員として、教会の礼拝形式に強い愛着を感じていたが、主は、聖書によって彼らにさらに高い標準を示された。聖霊は彼らに、キリストと彼の十字架を宣教することを迫った。至高者の力が彼らの運動に伴った。幾千の者が罪を認め、真に悔い改めた。これらの羊を、貪欲なおおかみから守らなければならなかった。ウェスレーは、新しい教派をつくろうという考えはなかったが、いわゆるメソジスト会のもとに人々を組織した。

529 各時代の大争闘, p. 297.1 (Ellen Gould White)

彼らは、教義のすべての点において一致しているわけではなかったが、すべての者は聖霊に動かされており、魂をキリストに導くという大目的において一致していた。ホイットフィールドとウェスレー兄弟は、ある時、見解の相違から仲違いが起こりそうになった。しかし彼らは、キリストの学校で柔和を学んでいたので、お互いに忍耐と愛をもって和解した。至るところに誤りと悪が満ち、罪人が滅びに沈んでいる時に、争っている暇はなかった。

530 各時代の大争闘, p. 327.4 (Ellen Gould White)

サタンが、ローマ教会を通じて人々を神にそむかせた時、彼の活動は隠されていた。そして、彼の働きは巧みに偽装されていたので、その結果起こった堕落と不幸は、罪を犯した結果であるとは思われなかった。また、彼の力は、これまで神の聖霊の働きによって妨げられ、十分に実を結ぶに至っていなかった。人々は原因を探ることをせず、彼らの不幸の源を見いださなかった。しかし、革命が起こり、議会は公然と神の律法を廃した。そして、それに続いた恐怖時代に、その原因と結果がすべての者に明らかとなった。

531 各時代の大争闘, p. 341.2 (Ellen Gould White)

… なく、聖霊の改新の力を知らない者もいるようになった。こうして、コンスタンチヌスの時代から現代に至るまで、教会歴史にしばしば見られた悪い結果が、ふたたびあらわれたのである。すなわち、国家の援助によって教会を盛り立て、また、キリストの福音を支持するために俗権に訴えようとする …

532 各時代の大争闘, p. 358.2 (Ellen Gould White)

神の聖霊の感動とみ言葉の教えに従った忠実な人々が、この警告を世界に宣言するのであった。彼らは、「夜が明け、明星がのぼる……まで、この預言の言葉を」心にとめていた人々であった(ペテロ第二・1章19節)。彼らは、すべての隠された宝以上に神を知ることを求め、それを、「銀によって得るものにまさり、その利益は精金よりも良い」とみなしたのであった(箴言3章14節)。主は、彼らにみ国の偉大な事物を啓示された。「主の親しみは主をおそれる者のためにあり、主はその契約を彼らに知らせられる」(詩篇25篇14節)。

533 各時代の大争闘, p. 362.3 (Ellen Gould White)

実はこれらだけが、神に喜ばれる礼拝であったのである。聖霊の実の代わりに、高慢、形式主義、虚栄、利己心、圧迫などがあらわれていた。背信した教会は、時のしるしに対して目を閉じてしまった。神は、彼らを捨てたり、誠実を曲げたりなさらなかった。しかし、彼らは神から離れ、神の愛から離反したのである。彼らが条件に従うことを拒んだ時に、神の約束は、彼らに果たされなかったのである。

534 各時代の大争闘, p. 365.2 (Ellen Gould White)

… 時、聖霊は、彼が罪人であるということを彼の心に印象づけた。彼は、従来の信仰によっては、墓のかなたに幸福の確証を得ることができなかった。未来は暗く陰惨であった。後日、彼は、この時の感じを次のように言っている。

535 各時代の大争闘, p. 372.3 (Ellen Gould White)

… が聖霊に感じ、神によって書いたものであること(ペテロ第二・1章21節)、そして、それは『すべてわたしたちの教のために書かれたのであって、それは聖書の与える忍耐と慰めとによって、望みをいだかせるためである』(ローマ15章4節)ことを十分に確信したので、聖書の年代的部分も、聖書の他の …

536 各時代の大争闘, p. 376.1 (Ellen Gould White)

… 受け、聖霊の油を注がれた。使徒ペテロは、「神はナザレのイエスに聖霊と力とを注がれました」とあかししている(使徒行伝10章38節)。そして、主ご自身も、「主の御霊がわたしに宿っている。貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、わたしを聖別してくださったからである」と宣言された(ルカ4章 …

537 各時代の大争闘, p. 394.2 (Ellen Gould White)

… が聖霊を送って地上にいるご自分のしもべたちを特に指導されるということほど、聖書の中で明白に教えられている真理はほかにない。人間は、神の恵みと憐れみの御目的を遂行するために用いられる、神のみ手の中の器である。おのおのに、その果たすべき役割がある。おのおのに、神が彼に与え …

538 各時代の大争闘, p. 395.2 (Ellen Gould White)

聖霊の特別の光に浴した預言者たちでさえ、自分たちにゆだねられた啓示の意味を、完全に理解してはいなかった。その意味は、神の民が、そこに含まれている教えを必要とするにしたがって、代々にわたって示されるのであった。

539 各時代の大争闘, p. 397.3 (Ellen Gould White)

キリストは、預言されたとおりの時に、預言されたとおりの様子で、おいでになったのであった。聖書の証言は、彼の伝道の細かい点まで成就した。彼は、救いの使命をお伝えになった。そして、「その言葉に権威があった」。聴衆は、それが神からのものであることを証言した。み言葉も、聖霊も、み子が神の任命を受けていることをあかしした。

540 各時代の大争闘, p. 398.2 (Ellen Gould White)

… 後、聖霊の油をお受けになった。そして、彼らが「近づいた」と宣言した「神の国」は、キリストの死によって建設された。この王国は、彼らが信じるように教えられていた地上の帝国ではなかった。また、「国と主権と全天下の国々の権威とは、いと高き者の聖徒たる民に与えられる」時に建設される、将来の不滅 …