Search for: 聖霊
401 各時代の希望, p. 805.9 (Ellen Gould White)
このような集まりで救い主の教えに深い感銘を受け、キリストが昇天されてからはじめてキリストを認めた者が少なくなかった。聖霊が豊かにそそがれ、1日に3000人が悔い改めた時、その中には、取税人たちの食卓で初めて真理を聞いた人たちが多くまじっていて、彼らのうちのある者は福音の使者となった。 マタイ自身にとっても、ふるまいの席でのイエスの模範はいつも教訓となっていた。軽蔑されていたこの取税人は最も献身的な伝道者の1人となり、彼自身の伝道において主のみ足跡に忠実に従った。
402 各時代の希望, p. 807.6 (Ellen Gould White)
… れる聖霊に心を開き、そのご臨在の光をよろこぶのであった。しかし誘惑と試練の日がくるのであった。その 時彼らは、この世の支配者たちや暗黒の王国の指導者たちと衝突するのであった。その時キリストは、自ら彼らのそばにおられず、彼らは慰め主を認めなかった。その時こそ彼らが断食する …
403 各時代の希望, p. 810.14 (Ellen Gould White)
聖霊は、預言者イザヤを通して、こう宣言しておられる。「それで、あなたがたは神をだれとくらべ、どんな像と比較しようとするのか。偶像は細工人が鋳て造り、鍛冶が、金をもって、それをおおい、また、これがために銀の鎖を造る。貧しい者は、ささげ物として朽ちることのない木を選び、巧みな細工人を求め …
404 各時代の希望, p. 817.1 (Ellen Gould White)
ピリポの不信にくらべてよろこばしいのは、ナタナエルの子供のような信頼であった。彼は非常に熱心な性質の男で、目に見えない実体を信仰によってとらえていた。しかしピリポは、キリストの学校の生徒だったので、天来の教師イエスは、彼の不信と愚かさを忍耐強く忍ばれた。聖霊が弟子たちの上にそそがれた時、ピリポは、天の命令に従って教師となった。彼は、自分が何について語っているかを知っていて、確信をもって教えたので聴衆を心服させた。
405 各時代の希望, p. 821.4 (Ellen Gould White)
われわれは、自分の悪い行為によって面白くない結果が自分自身にふりかかるために悲しむことがよくある。しかしこれは悔い改めではない。罪について本当に悲しむことは、聖霊の働きの結果である。みたまは、救い主を軽んじ悲しませた心の忘恩を示し、われわれをくだけた心をもって十字架のもとに行かせる。われわれが罪を犯す度に、イエスは新たな傷を受けられる。自分が刺したイエスを仰ぎ見る時、われわれは、イエスに苦悩を与えた罪について悲しむ。このように悲しむことによって、われわれは、罪を放棄するようになるのである。
406 各時代の希望, p. 822.5 (Ellen Gould White)
… られる。聖霊は、イエスを見ている魂を助けのないままにしておかれない。聖霊は判ストの事柄を取り上げて、それを魂に示される。もし目をキリストにそそいでいるなら、みたまの働きは、その魂が神のみかたちに一致するまでやまない。純粋な愛の要素が魂を拡大し、もっと高い教養と天の事物について …
407 各時代の希望, p. 823.1 (Ellen Gould White)
憐れみのある人は憐れみを見いだし、心の清い者は神を見る。すべての不純な思いは魂をけがし、道徳観念をそこない、聖霊の印象をかき消してしまう。それは霊的な眼をくもらせるので、人々は神を見ることができない。主は、悔い改める罪人をお赦しになるだろうし、また実際お赦しになるが、しかし赦されても、その魂は損なわれている。霊的な真理をはっきり見わけたいと思う者は、言葉や思いにおける不純さを避けねばならない。
408 各時代の希望, p. 824.1 (Ellen Gould White)
世は罪を愛し、義を憎む。これがイエスに対する世の敵意の原因であった。イエスの限りない愛をこばむ者はみなキリスト教を一つの邪魔な要素と考える。キリストの光が、彼らの罪をおおっている暗黒をはらいのけ、改革の必要が明らかにされる。聖霊の感化に服する人は、自己との戦いを始めるが、罪に執着する人は、真理とその代表者たちに向かって戦いをいどむ。
409 各時代の希望, p. 824.4 (Ellen Gould White)
聖霊の感化に応ずる心は、神の祝福が流れるチャンネルである。もし神に仕える人々が地から取り去られ、神のみたまが人々の中からひきあげたら、この世は、サタンの支配の結果である荒廃と破壊にまかされるであろう。悪人たちにはわからないが、彼らに与えられるこの世のよいものでさえ、彼ら …
410 各時代の希望, p. 825.7 (Ellen Gould White)
… が聖霊によって心に適用される時に、この働きをするのであった。律法は今もなおこの働きをするのである。キリストの一生には律法の原則が明らかにされている。神の聖霊が心にふれるように、またキリストの光が、罪を洗い清めるキリストの血と人を義とするキリストの義の必要とを人々に …
411 各時代の希望, p. 827.4 (Ellen Gould White)
神がご自分の子らに望まれる理想は、人間の最高の思いが達することができるよりももっと高い。「それだから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい」(マタイ5:48)。この命令は約束である。あがないの計画には、われわれをサタンの権力から完全にとり戻すことがもくろまれている。キリストは、悔い改めた魂を、いつでも罪から引き離される。主は、悪魔のわざを滅ぼすためにおいでになったのであって、すべての悔い改めた魂に聖霊を与え、罪を犯さないように道を備えられた。
412 各時代の希望, p. 833.6 (Ellen Gould White)
… :34)。聖霊の働きをサタンのせいにすることによって、彼らは自分自身を祝福の泉からたちきっているのだと、キリストは、彼らにはっきり言われた。キリストの神性を知らないでイエスご自身のことを悪く言った者はゆるされるかも知れない。なぜなら、聖霊によって、彼らは自分のあやまちを認め …
413 各時代の希望, p. 834.2 (Ellen Gould White)
… に、聖霊の働きをサタンのせいにした。こうすることによって彼らは故意に欺瞞を選んだのである。彼らはサタンに屈服したので、それからはサタンの力に支配された。
414 各時代の希望, p. 834.3 (Ellen Gould White)
… は聖霊の働きを批判したりこばんだりするようになった。イエスは、「あなたは、自分の 言葉によって正しいとされ、また自分の言葉によって罪ありとされるからである」と言われた(マタイ12:37)。
415 各時代の希望, p. 835.1 (Ellen Gould White)
… ながら、聖霊の内住に身をまかせなかった人々に対する警告をつけ加えられた。魂は抵抗によるばかりか、怠慢によっても滅びる。イエスはこう言われた。「汚れた霊が人から出ると、休み場を求めて水の無い所を歩きまわるが、見つからない。そこで、出てきた元の家に帰ろうと言って帰って見ると、その …
416 各時代の希望, p. 835.5 (Ellen Gould White)
「その人ののちの状態は初めよりももっと悪くなるのである。よこしまな今の時代も、このようになるであろう」とイエスは言われた(マタイ12:45)。恵みの招待を軽んじ、恵みのみたまを侮辱した者ほどかたくなな者はいない。聖霊に対する罪として最も一般的なものは、悔い改めをうながす天の招きをどこまでもあなどることである。キリストをこばむ1歩1歩は、救いをこばみ、聖霊に対して罪を犯す1歩である。
417 各時代の希望, p. 839.5 (Ellen Gould White)
われわれの働きの価値は、聖霊を与えられる度合いに比例する。こうして神に信頼することによって、一層きよい心の品質が与えられ、忍耐のうちにわれわれの魂を保つことができる。
418 各時代の希望, p. 850.5 (Ellen Gould White)
… れる聖霊が、戦闘を指揮するためにくだってこられる。われわれの弱点は多く、われわれ の罪と過失は悲しむべきものかもしれない。だが神の恩恵は、悔いた心でこれを求めるすべての人に与えられる。全能者の力は、神に信頼する人に協力するのである。
419 各時代の希望, p. 851.3 (Ellen Gould White)
真理の敵との戦いにはいった人たちは、人間だけでなく、サタンとその部下にも対抗しなければならない。こうした人々は、「わたしがあなたがたをつかわすのは、小羊をおおかみの中に送るようなものである」との救い主のみことばを覚えているがよい(ルカ10:3)。彼らは、神の愛のうちに安んじるがよい。そうすれば、個人的にひどい仕打ちを受けても、冷静な精神を保つことができる。主は、彼らに天来のよろいかぶとを着せてくださる。聖霊が心と思いに働くので、彼らの声はおおかみのほえるような調子を帯びない。
420 各時代の希望, p. 851.4 (Ellen Gould White)
… が、聖霊のみちびきのもとにない人たちの助言にたよる時、神ははずかしめられ、福音は裏切られる。世の知恵は神には愚かである。これにたよる者は必ずまちがう。