Search for: 聖霊
221 患難から栄光へ, p. 174.3 (Ellen Gould White)
… とき、聖霊は、パウロが異邦人に福音を伝えるための選ばれた器であるというあかしを再び携え、彼と彼の共労者に按手礼をほどこす仕事を、教会に与えたのである。アンテオケの教会指導者たちが「主に礼拝をささげ、断食をしていると、聖霊が『さあ、バルナバとサウロとを、わたしのために聖別して …
222 患難から栄光へ, p. 175.3 (Ellen Gould White)
… が聖霊に従属し、すべての信徒が組織的に、よい指揮のもとに一致し、神の恵みのよろこばしいおとずれを世に伝えるようになるのである。
223 患難から栄光へ, p. 178.2 (Ellen Gould White)
パウロとバルナバは、アンテオケの兄弟たちにより按手礼を受けてから「聖霊に送り出されて、セルキヤにくだり、そこから舟でクプロ(注・キプロス島)に渡った」。こうして使徒たちは最初の伝道旅行を始めた。
224 患難から栄光へ, p. 180.1 (Ellen Gould White)
… は「聖霊に満たされ、彼をにらみつけて言った、『ああ、あらゆる偽りと邪悪とでかたまっている悪魔の子よ、すべて正しいものの敵よ。主のまっすぐな道を曲げることを止めないのか。見よ、主のみ手がおまえの上に及んでいる。おまえは盲になって、当分、日の光が見えなくなるのだ』。たちまち、かすみとやみ …
225 患難から栄光へ, p. 189.3 (Ellen Gould White)
福音使命は進展してゆき、使徒たちもそれに励まされた。彼らの働きは、アンテオケのピシデヤ人たちの中で豊かに祝福され、しばらくのあいだみわざの進展をゆだねられた信者たちは、「ますます喜びと聖霊とに満たされていた」。
226 患難から栄光へ, p. 194.3 (Ellen Gould White)
創造主に関するこうした基本的な真理を明らかにして、使徒たちはルステラの人々に、人の子らを愛するがゆえに天からくだって来られた、神のみ子について教えた。彼らは、キリストのご生涯とその働き、キリストが、救うためにこられたその人々から拒まれたこと、裁判と十字架、復活、昇天、天における人類の仲保者としての働きについて話した。こうして聖霊と神のみ力により、パウロとバルナバは ルステラの町で福音を説いた。
227 患難から栄光へ, p. 207.3 (Ellen Gould White)
ここで争われている主要な問題を解決するために、考えなければならないさまざまな問題点は、克服しがたい困難さを会議の前にもたらしたように見えた。しかし、その決定次第では、キリスト教会の繁栄、あるいはその存在そのものすら左右されようというこの問題は、実際には既に聖霊によって解決されていた。
228 患難から栄光へ, p. 207.4 (Ellen Gould White)
… は、聖霊が割礼を受けていない異教徒にも割礼を受けたユダヤ人にも同じ力をもってくだり、論争中のこの問題を既に決定したのだと説明した。彼は幻のことを再び取り上げた。その幻の中で彼は、あらゆる種類の四つ足の獣が入っている布を神から与えられて、それをほふって食べるよう …
229 患難から栄光へ, p. 208.1 (Ellen Gould White)
… も聖霊に満たされたのを目撃したときの自分の驚きについて話した。割礼を受けたユダヤ人に反映しているのと同じ光と栄光が、割礼を受けていない異邦人の顔にも輝いていた。このことは、ペテロが異邦人をユダヤ人よりも劣ったものと見てはならないという、神の警告であった。なぜならキリスト …
230 患難から栄光へ, p. 208.2 (Ellen Gould White)
… 時、聖霊が異邦人の上にくだったさまを彼らに話して、「このように、わたし たちが主イエス・キリストを信じた時に下さったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったとすれば、わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」とペテロは説明したのである(使徒行伝一一ノ一七)。いま …
231 患難から栄光へ, p. 209.3 (Ellen Gould White)
聖霊は、改宗した異邦人に、礼典律の実行を義務づけない方がよいと見られた。この問題に関する使徒たちの考えも、神のみ霊の考えと同じであった。ヤコブは会議において議長をつとめていたが、彼の 最終的決定は「そこで、わたしの意見では、異邦人の中から神に帰依している人たちに、わずらいをかけてはいけない」ということであった。
232 患難から栄光へ, p. 211.1 (Ellen Gould White)
… た。「聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。それは、偶像に供えたものと、血と、絞め殺したものと、不品行とを避けるということである。これらのものから遠ざかっておれば、それでよろしい。」あらゆる論争に終止符を打つために、文書 …
233 患難から栄光へ, p. 211.2 (Ellen Gould White)
… も聖霊をお与えになって、論争中の問題をご自身で解決されたのを見て、彼らのなすべきことは聖霊の導きに従うことであると悟った。
234 患難から栄光へ, p. 215.1 (Ellen Gould White)
パウロは自分自身と、彼のすべての能力を神への奉仕にささげていた。彼は福音の真理を直接に天からさずけられており、その伝道生涯のあいだ、神の摂理ときわめて重大なつながりを保っていた。彼は異教徒のクリスチャンに課せられている不必要な義務について、神から教えられていた。こうしてユダヤ教の信者が、アンテオケの教会に割礼の問題を持ち込んだとき、パウロはそのような教えに関する聖霊の考えを知っていて、ユダヤ人の慣例や儀式から教会を解放する、堅実な断固たる立場をとった。
235 患難から栄光へ, p. 221.1 (Ellen Gould White)
テモテはその働きにおいて、絶えずパウロに忠告や指示を求めた。彼は衝動的に行動することなく、一歩ごとにこれは主の方法だろうかとたずねながら、慎重に落ち着いて考えた。聖霊はテモテを、神が内住される宮として形づくることのできる者と見られた。
236 患難から栄光へ, p. 228.4 (Ellen Gould White)
しばらくのあいだは、使徒たちはこの反対にがまんした。それから聖霊の導きのもとに、パウロは悪霊に女から出て行けと命令した。彼女がたちまち黙ってしまったことから、使徒たちが神のしもべであ り、悪霊が彼らを神のしもべとして認め、その命令に従ったのだとわかった。
237 患難から栄光へ, p. 268.1 (Ellen Gould White)
聖霊の力により、パウロは自分の奇跡的な改心や、旧約聖書に対する確信を語った。旧約聖書こそナザレのイエスにおいて完全に成就されたものである。このことを厳粛に、熱心に語ると、聞く者たちは、彼が、十字架にかけられて、よみがえられた救い主を、心から愛しているのだと認めざるを得なく …
238 患難から栄光へ, p. 272.1 (Ellen Gould White)
… なく、聖霊のご臨在の中にあって、その尊い感化力が彼の心を満たし、一つ一つの思いをキリストに服従させてくださることを知った。彼は自分自身について「いつもイエスの死をこの身に負うている。それはまた、イエスのいのちが、この身に現れるためである」と言った(コリント第二・四ノ一〇)。使徒 …
239 患難から栄光へ, p. 277.2 (Ellen Gould White)
テサロニケにいる信者たちの多くが「偶像を捨てて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようにな」っていた。彼らは「多くの患難の中で、聖霊による喜びをもって御言を受けいれ」ていた。主に忠実に従っている彼らは「マケドニヤとアカヤとにいる信者全体の模範になった」とパウロは述べた。この称賛の言葉は分に過ぎたものではなかった。「すなわち、主の言葉はあなたがたから出て、ただマケドニヤとアカヤとに響きわたっているばかりではなく、至るところで、神に対するあなたがたの信仰のことが言いひろめられたので」ある。
240 患難から栄光へ, p. 292.1 (Ellen Gould White)
… きわめる」聖霊の十分な働きを妨げていた(コリント第一・二ノ一〇)。彼らはこの世的な知識においてどんなに賢くとも、キリストを知る知識においては幼児にすぎなかった。