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181 患難から栄光へ, p. 54.3 (Ellen Gould White)

聖霊降下ののち間もなく、熱心な祈りの時間の直後に、ペテロとヨハネは宮に礼拝に出かけたが、美しの門のそばに足のきかない男がいるのを見た。彼は生まれた時から四十才の今まで、苦痛と病気の生活を送っていたのである。この不幸な男は、イエスに会って、いやしていただきたいと長いあいだ …

182 患難から栄光へ, p. 57.2 (Ellen Gould White)

… は、聖霊が彼らの悔い改めと改心を求めていると強調し、彼らが十字架にかけたかたのあわれみがなくては、絶対に救いの望みがないと言った。キリストを信じる信仰によってのみ、彼らの罪はゆるされることができた。

183 患難から栄光へ, p. 59.2 (Ellen Gould White)

… が、聖霊の導きによって語っているのを認めなかった。

184 患難から栄光へ, p. 60.2 (Ellen Gould White)

神の怒りは、単に罪人の犯した罪のために彼らの上に下るのではなく、罪を悔い改めるよう求められたときに、彼らがその呼びかけに抵抗しつづけ、彼らに与えられた光を無視して、過去の罪を繰り返すことを選んだために下るのである。もしユダヤの指導者たちが聖霊の説得力に服従していたならば、彼らはゆるされていたはずである。だが、彼らは従うまいと決意していた。同様に、罪びとは拒みつづけることによって、聖霊がもはや感化できないところにわが身を置くのである。

185 患難から栄光へ, p. 61.1 (Ellen Gould White)

… は聖霊に満たされ、聖霊の力によって、一度捨てたみ名をあがめ、自分の背信の汚点を取り除く決意であった。

186 患難から栄光へ, p. 61.3 (Ellen Gould White)

… と、聖霊の力によって、恐れることなく言明した、「あなたがたご一同も、またイスラエルの人々全体も、知っていてもらいたい。この人が元気になってみんなの前に立っているのは、ひとえに、あなたがたが十字架につけて殺したのを、神が死人の中からよみがえらせたナザレ人イエス・ キリストの御名 …

187 患難から栄光へ, p. 66.3 (Ellen Gould White)

… て、聖霊によって、こう仰せになりました、「なぜ、異邦人らは、騒ぎ立ち、もろもろの民は、むなしいことを図り、地上の王たちは、立ちかまえ、支配者たちは、党を組んで、主とそのキリストとに逆らったのか」。まことに、ヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人らやイスラエルの民と一緒になって、この都に集まり …

188 患難から栄光へ, p. 67.1 (Ellen Gould White)

弟子たちは、キリストが地上におられた時に遭遇された、断固たる反対に自分たちも 遭 あ うことを知ったので、彼らの任命された働きの上に大きな力がさずけられるように祈った。心を合わせてささげられた信仰の祈りは天にのぼり、その答えがかえってきた。彼らの集まっていた場所が揺れ動き、彼らは新たに聖霊をさずけられた。彼らの心に勇気がみなぎり、再びエルサレムへ神のみことばを伝えに出て行った。「使徒たちは主イエスの復活について、非常に力強くあかしをし」、神は彼らの努力に、信じられないほどの祝福をお与えになった。

189 患難から栄光へ, p. 70.5 (Ellen Gould White)

信者たちのこのような寛容さは、聖霊が注がれた結果であった。福音を受け入れた人々はみな、「心を一つにし思いを一つにし」た。彼らの心はただ一つの共通な関心事に支配されていた。それは彼らに 委託された伝道事業を成功させることであった。彼らの生活に、 貪欲 どんよく がはいり込む余地はなかった。兄弟たちへの愛や自分たちが引き受けた働きに対する愛は、金銭や所有物に対する愛よりも強かった。彼らは地上の富よりも人の魂を高く評価していることを、実際の働きで証拠だてた。

190 患難から栄光へ, p. 71.1 (Ellen Gould White)

… が聖霊の力に導かれて、世俗的なことがらへの愛着を捨て、自分たちの同胞に福音を伝えるために、よろこんで犠牲をはらうことが見られるならば、宣べ伝えられる真理は、聞くものの心を力強く動かすであろう。

191 患難から栄光へ, p. 71.2 (Ellen Gould White)

… は聖霊に満たされ」たその場所に他の信者たちと共にいたのである(使徒行伝四ノ三一)。深い確信がその場にいたすべての者にやどり、直接に神のみ 霊 たま の感化を受けたアナニヤとサッピラは、ある資産を売った収益 を神にささげる誓いを立てていた。

192 患難から栄光へ, p. 72.1 (Ellen Gould White)

… て、聖霊を嘆かせた。ふたりは約束を後悔しはじめた。そしてキリストのみわざのために立派なことをしたいという願いで心を燃やしてくれた、新鮮な尊い感動を失った。彼らは早まったことをしたと思った。だから自分たちの決心を考え直さなければならない。ふたりはそのことを話し合い、自分 …

193 患難から栄光へ, p. 72.2 (Ellen Gould White)

… は聖霊を欺いたために、その罪はたちどころに厳しく罰せられた。アナニヤが献金を携えてきたとき、ペテロが言った。「『アナニヤよ、どうしてあなたは、自分の心をサタンに奪われて、聖霊を欺き、地所の代金をごまかしたのか。売らずに残しておけば、あなたのものであり、売ってしまっても、あなたの自由 …

194 患難から栄光へ, p. 74.2 (Ellen Gould White)

… 。しかし聖霊の感化を受けて、ある金額をささげる誓いを立てたら、誓った者はもはやささげた部分に対する権利を持たない。人に対するこのような種類の約束は、義務と見なされるであろう。ましてや神に対する約束は義務以上のものとならないだろうか。良心の法廷において結ばれた約束は、人々 …

195 患難から栄光へ, p. 76.3 (Ellen Gould White)

… て聖霊を欺いた。その結果彼らはこの世のいのちと、来るべき世におけるいのちを失った。彼らを罰せら れた同じ神が、今日、すべての虚偽をとがめられる。偽ることは神にとって忌まわしい行為である。「汚れた者や、忌むべきこと及び偽りを行う者は」聖なる都に「決してはいれない」と神は言われる(黙示録 …

196 患難から栄光へ, p. 80.1 (Ellen Gould White)

… た。聖霊は彼らにキリストの語られたことばを思い出させた、「 僕 しもべ はその主人にまさるものではない。・・・・もし人々がわたしを迫害したなら、あなたがたをも迫害するであろう。また、もし彼らがわたしの言葉を守っていたなら、あなたがたの言葉をも守るであろう。彼らはわたしの名のゆえに、あなた …

197 患難から栄光へ, p. 83.1 (Ellen Gould White)

それから霊感を与えるみ 霊 たま が弟子たちの上にくだった。訴えられた者が訴える者となり、議会を召集した人々をキリストの殺害者として告訴した。「わたしたちの先祖の神は、あなたがたが木にかけて殺したイエスをよみがえらせ、そして、イスラエルを悔い改めさせてこれに罪のゆるしを与えるために、このイエスを導き手とし救主として、ご自身の右に上げられたのである。わたしたちはこれらの事の証人である。神がご自身に従う者に賜わった聖霊もまた、その証人である」とペテロは強調した。

198 患難から栄光へ, p. 87.1 (Ellen Gould White)

… 一致、聖霊との一致、キリストとの一致であった。多くの者は、そしりと迫害によって、地上の友から引き離されたが、キリストの愛からは引き離されていなかった。魂が、あらしに悩まされ、真理のためにそしりを受ける時ほど、救い主の愛を深く受ける時はない。「わたしもその人を愛し、その人にわたし …

199 患難から栄光へ, p. 89.3 (Ellen Gould White)

初代教会は、多くの階級や、さまざまの異なる国籍の人々で構成されていた。ペンテコステ(五旬節)の聖霊降下の時に「エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人たちがきて住んでいた」(使徒行伝二ノ五)。エルサレムに集まってきたヘブルびとの信仰をいだく者たちの中に、ふつうギリシヤ人として知られている人々がいた。彼らとパレスチナのユダヤ人の間には長い間、不信があり、敵意さえ生じていた。

200 患難から栄光へ, p. 90.2 (Ellen Gould White)

… た。聖霊の力により、固く一致して働いていた使徒たちの賢明な指導のもとに、福音の使命者にゆだねられた事業は速やかに進展していた。教会は絶えず拡張していた。信者の数がふえるにつれて、責任のある人々の重荷は重くなる一方だった。人がひとりで、いや、仲間が数人集まっても、彼らだけで …