キリストとキリストの天使たちサタンとサタンの天使たちとの間の大闘争

42/42

第41章 — 第二の死

サタンは軍団の中に駆け込んで、彼らを奮起させようとする。 しかし、天の方、神様から火が降り注がれる。 そこで偉大な人、力強い人、貴族たちや貧しい人たち、卑しい人は皆一斉に焼き尽くされる。 ある人は早く滅びたが、他の人はもっと長く苦しめられた事を私は見た。 彼らは肉体でやった事に応じて罰せられた。 ある人は多くの日数を掛けて焼かれ続けた。 体に焼かれていない部分がある限り、痛みは和らぐ事なく感じられる。 あの天使 が、「命の虫が死ぬ事はない。 彼らの火は食い物にする部分がある限り、決して消える事はない」と言った。 GCJ 134.1

しかしサタンと彼の天使たちは長く苦しめられた。 ただ自分の罪の重みや罰だけを負わないで、償われた人の罪がみなサタンに置かれていた。 その上、彼が台無しにした者たちの魂のため苦しまなければならない。 次に、サタンと悪い者が皆焼き尽くされたのを私は見た。 それで神様の正義感が満たされた。 そこで天使と償われた聖人は皆、大きな声で、「アーメン!」と言った。 GCJ 135.1

あの天使が、「サタンは根で、彼の子らは枝である。 彼らは今、根元から枝まで焼き尽くされている。 永遠の死を喫してしまい、もう復活がない。 そして神様は清い宇宙を所有する」と言った。 次に私が見ると、悪い者たちを焼き尽くした火はゴミなどを焼却していて、地球を浄化しているところだった。 もう一度見たら地球はもう浄化されていた。 呪いの跡は一つもなかった。 割れた凸凹な地面は今、巨大な平原のように見えた。 神様の宇宙は隅々まで清くなった。 大闘争は永久に終わった。 私たちがどこに視線を向けても、どんな物を目にしても、すべてが美しく聖なる物ばかりであった。 そこで償われた年寄りや若者、偉大な人と小物は皆、償ってくれた者の足元に自分のキラキラ光る冠を投げ落とし、前にひれ伏して、永遠の永遠に生きる者を熱愛を込めて礼拝した。 美しい「新地球」とそこにある栄光のすべては、聖人たちが永久に相続するものであった。 その時、天下の権力と王国、それに王国の偉大さのすべては、いと高き者の聖人たちに与えられ、彼らはそれを永遠の永遠、永遠に所有する。 GCJ 135.2

イザヤ66:24、ダニエル7:26-27、黙示録20:9-15、21:1、22:3を参照